SSブログ

第四巻「コ・クリエーション(共同の創造」 宇宙、人類の誕生 [アナスタシア]

第四巻「コ・クリエーション(共同の創造)」


このページは、日本語版の「第四巻 共同の創造」が
出版される前に書きました。


この本に関するブログを書こうと思った直接の動機は、
以下のような文章に出会ったからです。

「あなたが書く本は、表面的には気づかれることはないけれど、
大勢の人々の中に光と善良な気持ちを呼び起こすように
文字が配列され、組み合わされる。
これらの気持ちには心身の病を克服する力があり、
新しい気づきをもたらす。
未来の世代は生まれながらにしてその気づきをもつ。」

このシリーズを読むと、心が癒され、さまざまな気づきがあり、
勇気が湧くとともに、偉大な叡智に触れている感じがします。



この第四巻の内容

著者、ウラジミール。メグレ氏は、再びシベリアの奥地、
タイガでアナスタシアとまだヨチヨチ歩きの息子に会います。

この四巻では、第三巻で書ききれなかったアナスタシアのメッセージや
多くの対話の内容を記述しています。

特に「人類の誕生」そして「誕生からのさまざまな出来事と人類の心の変遷」。

それに「この世で一番大切なことは、各自が自分の土地つきの家庭を、もつこと」
の意味を説いています。

この巻は、アナスタシアの祖父によると、「この世で最も読んでほしい本」
だということでした。


第四巻の目次

ペーパーバック英語版の目次は、以下のとおりです。

Co-creation (共同の創造)
All this exists even now (今でもすべてが存在している)
The beginning of creation (宇宙創造の開闢)
Your appearance for the first time (あなたの最初の顕現)
    The first day (最初の日)
Problems affirm life’s perfection(生命の完全性の肯定に関する問題)
The first encounter (最初の遭遇)
When there is love (愛に満ちるとき)
Birth (誕生)
The apple that cannot satisfy (満足を与えないリンゴ)
Intimate connections with it have to be avoided(避けなければならない親密な関係)
Three prayers(三つの祈り)
Anastasia‘s family line(アナスタシアの系譜)
In order to feel the deeds of all people(すべての人類の行為を感じるために)
Taiga dinner(タイガでの晩餐)
Can they change the world? (彼らは世界を変えられるのか?)
An unusual force(不思議なフォース)
When the fathers understand (先祖の父親が理解したとき)
He glorified the joy of life(主は生命の喜びを祝福した)
The secret science(秘密の科学)
Genetic code(遺伝子コード)
Where do we go in our sleep? (われわれは睡眠中にどこに行くのか?)
Other world (別世界)
Seizure center(侵略の中心地)
Bring back your homeland, people (人々に祖国を返還しなさい)
Two brothers(二人の兄弟)
Each can build his home today(今日、各々が自分の家庭を創る)
    A fence (垣根)
Home(家庭)
The energy of love (愛のエネルギー)
In the image and likeness(主のイメージと似姿)
Who is to blame? (誰を責めるのか?)
The old man at the dolmen(ドルメンの古老)
School, or lesson of the gods (学校、神々のレッスン)
Anomalies in Gelendzhik(グレンジークの異変)
An appeal from Vladimir Megre to his readers(著者から読者のみなさまへ)

以上です。


特に印象に残った箇所についてコメントします。

第四巻では、私達の未知の領域を踏まえて、共同の創造(コ・クリエーション)の
素晴らしい展開がされています。


The apple that cannot satisfy (満足を与えないリンゴ)

この章では、創造主は宇宙を創り人類を創りました。

それと同時に宇宙の構成要素には「神に似た生きたエネルギー体」
が生まれましたが、これらは神ではなく、
「調和の取れた生命の創造」ができない要素です。


創造主は、物質界がどのようにして創られたのか
その「創造の秘密」を明かしませんでした。


他の銀河でも「地球の創造」を真似ましたが、
それは模倣にしか過ぎませんでした。


創造主が人類に対する一番大切な願いは: 

「創造の力がどのようにもたらされるのか、
どのような力なのか知ろうと試みないでほしい、
すべて与えられているのだから。」


「なぜ、詮索してはいけないのか」、という質問に対してアナスタシアは、

「地球の災害、宇宙の戦争を避けるためではないか」
と答えています。

「創造の力」の秘密は、
「コ・クリエーション(共同の創造)」と「インスピレーション(ひらめき)」
という言葉の中に秘められています。

「コ・クリエーション(共同の創造)」は、
創造主の自らのアイディア(設計図)であり、
聖なる夢が実現する創造のことです。

「インスピレーション」は、創造主、神から地球に注がれている
「愛のエネルギー」を
インスピレーション(ひらめき)として感じることです。


しかし、アダムとイヴの時代から今日まで、
人類の「プライド(自尊心)」と「虚栄心」のために、

その「創造主の設計図や創造物」を分析して
より高度なものを作りたい「欲望」に駆られ、
このことが、人類の「破壊的な思考」を煽り、

今日の多くの困難な状態、貧困、自殺、殺戮、戦争、
天災などに繋がっているのです。


Three prayers三つの祈り

この章は、個人的に好きです。

自らの生い立ちに由来するのか知れませんが、
創造主が

「私は養父ではない。私は実の父である」

というところには、涙が出てきます。


Each can build his home today(今日、各々が自分の家庭を創る)

この章では、

いち(一)ヘクタール(100m x 100m)の土地、農園付き住居で

自分たちの家庭を築き、子孫にその土地を引き継がせて、

大地を通して地球と接することで
神、創造主の恵みを直接享受すること
を説いています。


School, or lesson of the gods (学校、神々のレッスン)

この章では、アナスタシアが著者と瞑想して、
理想のコミュニティとそこで繰り広げられる学校の
ビジョンを描いています。

著者は、ここで、本当の「ふるさと」、
「小さな農園付き住居」について思いを馳せています。


*******

著者

著者について、アマゾンの「BOOK」データベースよると、

「著者は、ウラジーミル・メグレ Vladimir Megre

1950年、北ウクライナのチェルニゴフに 生まれる。
ノヴォシビルスクを拠点とする シベリアの起業家。
80年代終わりに河川用汽船による通商を始め、
1995年にオビ川沿いの土手でアナスタシアと出会う。

タイガの森の奥深くで3日間を共に過ごし、
その経験をもとに、1996年にAnastasia を自費出版、
The Ringing Cedars of Russia シリーズ(現10巻)を刊行。

大きな反響を呼び、10年間で1100万部を超え、
20か国で翻訳出版されている」

とのことです。

この本は、特別な宣伝広告はしていませんが、
ヨーロッパをはじめ米国、カナダ、オーストラリアなどに、多くの読者がいます。


*******

第一巻から第三巻までの日本語翻訳は、ベテランの水木綾子さんの訳で
非常に読みやすく言葉がこなれていると思います。
アナスタシアが女性なので、
特に言い回しや表現が優れていると思います。


日本語の翻訳は、この第四巻からロシア語からの直接の翻訳になり、
[にしやま・やすよ] さんが挑戦されました。
非常に読み易い内容です。
ロシア通の訳者です。

私見ですが、ペーパーバックの英語版には、
イラストや写真などがありイメージが湧きやすいと思いました。

また、ロシアの言語・文化・生活・歴史などについての注釈が豊富にあり、
参考になります。


英語のKindle版は安いです。

しかも第一巻に限っては「無料」「フリー」です!!!

ただし、注釈やイラスト・写真はありません。

Anastasia (The Ringing Cedars Of Russia Series)

英語のペーパーバック版との違いは、よくわかりませんが、
第四巻の中の「三つの祈りのことば」を比較すると、
Kindle版が好きです。

毎朝、散歩でこの英語の祈りを読んでいます。
朝の祈りに最適です。

******

日本語の監修者、岩砂晶子さんが、
株式会社直日(www.anastasiajapan.com)を経営しておられ、
シベリア杉のオイルや各種の案内活動をされています。

*****

また、ウラジミール・メグレさんの日本語を含む多言語の

公式サイト(www.vmegre.com)があり、

ここでは、ビデオや写真などが豊富に掲載されていますので、
どのような雰囲気か、状況がつかめると思います。

また、ロシア語が分からなくても、
フォークソング、フォークダンス、パーティ、1ヘクタールの農園付き住居、
自家農園で育った果実、シベリア杉の実のオイルの収集と抽出、

など、ビデオや写真でよく分かるようになっています。

*****


スポンサーリンク








スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。